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ホルムズ海峡情勢と建築資材への影響について

近年、建築業界では資材価格の高騰や納期の長期化が続いていますが、その背景の一つとして注目されているのが「ホルムズ海峡」の情勢です。

ホルムズ海峡は、中東で産出される原油や石油化学製品が世界各国へ輸送される重要な海上ルートです。
日本が輸入する原油の多くもこの海峡を通過しており、国際情勢の悪化や輸送の停滞が発生すると、原油価格だけでなく様々な建築資材の価格にも影響を及ぼします。

特に注意が必要なのが「ナフサ」と呼ばれる石油化学原料です。
ナフサはプラスチックや樹脂製品の原料となるもので、建築業界では非常に多くの製品に使用されています。

例えば、塩化ビニル配管、雨樋、シーリング材、防水材、断熱材、接着剤、塗料、養生シート、樹脂サッシなどは、ナフサ由来の原料を使用して製造されています。
そのため、原油価格やナフサ価格が上昇すると、これらの製品価格も連動して上昇する傾向があります。

現在は価格上昇だけでなく、一部資材では供給不足や納期遅延も発生しています。

メーカーによっては受注制限を行うケースもあり、以前であれば数日で入荷した材料が数週間から数か月待ちになることも珍しくありません。

店舗改装や事務所改修、工場の修繕工事などを計画されている事業者様にとっては、工事費の増加だけでなく、工事開始時期そのものに影響が及ぶ可能性があります。

特に営業スケジュールや設備更新時期が決まっている場合、材料不足による工期の遅れは大きな経営リスクとなります。

こうした状況の中で重要なのは、「まだ先だから」と計画を先送りにしないことです。

将来的に資材価格が下がる保証はなく、むしろ国際情勢次第ではさらなる値上がりや供給不安が発生する可能性があります。

リフォームや改修工事をご検討中の方は、まずは早めに現地調査や概算見積もりを依頼し、必要な資材の確保状況や納期について確認することをおすすめします。

当社では最新の資材調達情報をもとに、お客様の事業計画や営業スケジュールへの影響を最小限に抑えられるようご提案しております。

店舗・事務所・工場・倉庫などの改修をご検討の際は、お気軽にご相談ください。

早めの準備が、コスト上昇や工期遅延への最も有効な対策となります。